もみ返しと好転反応の違い
整体やマッサージの施術後に一時的な痛みや吐き気、頭痛などを経験したことはありませんか?
施術後に身体に不調が出る症状のことをもみ返しと言いますがそれに似た反応で好転反応というものがあります。
そこで今回はもみ返しと好転反応の違いについてご紹介していきます。
もみ返しと好転反応の違い
○もみ返しの症状
〈原因〉
施術によって筋肉や筋膜が物理的に傷ついたり、炎症が起きてしまった状態
〈症状〉
・局所的な痛みや張り
・圧痛
・鋭い痛み
・1〜3日ほどで自然と回復
〈特徴〉
・強すぎる圧
・長時間の施術
・身体への負担
○好転反応
〈原因〉
血流や代謝、神経の流れが整い身体が回復しようとしている反応
〈症状〉
・倦怠感
・眠気
・一時的な痛みや違和感
・発汗や尿の量が増えるなどのデトックス反応
・数時間から2日程度で治る
〈特徴〉
・身体が回復する過程での一時的な反応
・無理のない施術でも起こることがある
もみ返しの原因
○強すぎる圧
強く深く圧を加えることや長時間の揉みすぎることで、筋肉や筋膜の組織が傷ついてしまいます。
○筋肉の緊張が強すぎる場合

慢性的にガチガチに硬くなった筋肉に強い刺激を加えると身体が防御反応起こし
逆に筋肉を緊張させてしまうことがあります。
これにより、筋肉の怖だりや余計に張ってしまう場合があります。
○施術者の技術不足
圧のかけ方や押す方向が間違えてたり、関節や筋肉の状態を無視して無理な手技を行うことが原因としてあげられます。
もみ返しを起こしやすい人
○筋肉の緊張が強い
長時間のスマホやデスクワークの方や慢性的な首肩こり、腰痛をがある方は
硬い筋肉に急な刺激を入れることで損傷しやすく炎症が起きやすいです。
○血行不良
末端冷え性や血流が悪い方は代謝が低く、回復が遅いため、炎症が長引くことがあります。
○水分不足
普段の水分摂取量が少ない方は筋肉の柔軟性が低下し、施術後の老廃物の排出がうまくできません。
○ストレスや疲労が溜まっている

ストレスや睡眠不足は自律神経を乱れやすくするため筋肉も緊張しやすくなります。
○初めて整体やマッサージを受ける方
普段運動もありませず、整体やマッサージにも慣れていない方は反応が強く出やすくなります。
もみ返しを防ぐためには
○施術後に水分をしっかりとる
筋肉の柔軟性が上がり老廃物もしっかり流されやすくなるため普段より多めにお水や白湯を飲みましょう。
○体調の悪い時は施術を控える
極度の疲労や睡眠不足の場合免疫力が低下しているため炎症が起きやすくなります。
○力加減をしっかりと伝える
強い=効くわけではないので痛すぎる施術は避けましょう。
○施術後は安静にする

施術後に激しい運動や過度な飲酒、長風呂など血行が良くなりすぎるようなことは避けましょう。
まとめ
好転反応は回復するうえで大切なことですが、もみ返しは良いものではないので、
もみ返しにならないような施術を受けるようにしましょう。
しっかりと国家資格をもつ整骨院などで治療を行い、
過去にもみ返しがあったことなどもしっかり伝えると良いと思います。
当院ではもみ返しが起こらないようしっかりと患者様とコミュニケーションを取りながら施術を行っております。

痛すぎない心地良い施術でお身体を整えませんか?
ご予約はLINE・お電話からお気軽にご連絡ください
住 所 | 〒371-0847 前橋市大友町2-25-14 |
---|---|
診療時間 | 10:00〜20:00 |
定休日 | 月・日 |