瘀血は痛みと深い関係があります!
血行が悪いのはお身体に良くないというイメージはあると思いますが、
どのようによくないのか、なぜ瘀血になるのかご存知でしょうか?
そこで今回は瘀血になるとどんな症状が出るのかその原因などについてご紹介していきます!
瘀血とは

瘀血は東洋医学独自の考え方で一般の方にはあまり聞き馴染みがないかもしれません。
瘀血とは東洋医学でいう血の流れが悪くなり、体内に滞っている状態のことを指します。
血の滞りによって、栄養や酸素が行き渡らなくなり痛みや冷え、くすみ、コリ、月経トラブルなどを
引き起こすため、痛みがあるところに瘀血があると言えるほど痛みと深く関係しています。
瘀血の原因
○冷え
お身体が冷えることで血管が収縮し、血流が悪化します。
下半身の冷えやすい方や冷たいものをよく飲食する方は注意が必要です。
○運動不足
筋肉が動かないと血流を押し出すポンプ機能が働かないことで血液が滞ります。
長時間同じ姿勢でいることが多い方やデスクワーク中心の方は瘀血になりやすいです。
○ストレス
強いストレスは気の巡りを悪くします。気の流れが悪くなると血の巡りも停滞しやすくなります。
○過労、睡眠不足
私たちは睡眠中に身体の修復、再生が行われますが、睡眠不足では修復、再生が不十分になります。
○食生活の乱れ

油っこいもの、甘いもの、冷たいものの摂りすぎは血液をドロドロにし、血の質が悪くなり、流れも悪くなります。
瘀血が身体に与える影響
○痛みが出やすい
瘀血は痛みを引き出す代表的な原因とも言われ、刺すような鋭い痛みや夜間痛が特徴です。
生理痛、関節痛、腰痛、肩こり、頭痛などであらわれやすいです。
○お肌トラブル

血流の悪さにより、お肌に栄養が届かずくすみ、シミ、クマ、乾燥、吹き出物などをおこしやすくします。
○末端の冷え
血の巡りが悪いことで末端に熱が届きにくく冷えやすくなります。
冷えと瘀血は悪循環の関係が深いといえます。
○疲れやすい、だるい
血液の流れが悪いと酸素や栄養が全身に届きにくくなり、慢性的な疲労やだるさを伴います。
○生理痛、生理不順
瘀血は婦人科系のトラブルと関係が深いと言われています。
・生理痛がひどくなる
・血の塊が出る
・生理が遅れる
などさまざまなことがおこります。
瘀血体質のチェックポイント
自身が瘀血体質かチェックしてみましょう。
・唇が紫色になりやすい
・アザができやすい
・手足が冷える
・むくみやすい
・手や足がよく痺れる
・生理痛が重く、血の塊がよく出る
・腰痛や肩こりが慢性的にある
・舌の裏が紫色になってぷっくりしている
・顔色が悪く、くすみがち
これらの症状に当てはまりますか?
瘀血の改善方法
○身体を温める
・冷たすぎる飲み物などは避け、常温のものを飲むようにすることが大切です。
ただし、気温が高い中外で活動した後などは冷たいものを飲みしっかり身体を冷やしましょう。
○適度な運動

ウォーキングや軽いストレッチを毎日10分くらいしたり、ヨガやピラティスなども取り入れてみてください。
○食生活を見なおす
冷たいものや脂っこいもの、甘いものなどの摂りすぎは避け、逆に血液がサラサラになる食材を取り入れましょう。
○ストレスケア
ストレスが溜まると気の巡りが滞り、血の巡りも悪くなります。
深呼吸をしたりマッサージなど受けたり身体がリラックス出来ることをしてみましょう。
○十分な睡眠
血の再生、修復は睡眠中に行われるため、しっかりとした睡眠時間を確保し、質の良い睡眠をとるように心がけましょう。
まとめ
血行が悪くなることでさまざまな症状が現れてしまいます。
日本人の多くの方がお悩みの肩こりや腰痛の原因も血流の悪さからくることがあります。
また、ストレスを感じやすい方や溜まりやすい方も血流が悪くなっていることが考えられます。
そのような場合、ストレスや疲労によって緊張してしまった筋肉を
しっかり緩め全身の血流を良くしてあげることが大切です。
また、姿勢の悪さから血流が悪くなることもあるので
普段姿勢が悪いなと思う方などは姿勢にも注意してみましょう。
慢性的な痛みや不良姿勢でお悩みの方はぜひ、前橋miraie鍼灸整骨院へご相談ください!

ご予約はLINE・お電話からお気軽にご連絡ください
住 所 | 〒371-0847 前橋市大友町2-25-14 |
---|---|
診療時間 | 10:00〜20:00 |
定休日 | 月・日 |