胃下垂の原因が姿勢不良?!
食後すぐにお腹がぽっこり出る、痩せているのにお腹がぽっこり出てみえるそのようなお悩みはありませんか?
もしかしたら胃下垂かもしれません。
今回は胃下垂についてご紹介していきます。
胃下垂とは?

胃の位置が通常より下に下がった状態のことを指します。
正常な胃はみぞおちのあたりにありますが、胃下垂の胃は骨盤の方に向かって垂れ下がってしまいます。
胃下垂はこんな方に見られやすいです...
・痩せ型
・腹筋や体幹の筋肉量が少ない
・体脂肪が少ない
・妊娠、出産の経験がある
・猫背や前かがみの姿勢が悪い
・ストレスを抱えている
などがあげられます。
胃下垂は見た目だけでなく、消化不良や疲れやすさなどお身体の不調の原因につながることもあります。
胃下垂の症状
○食後の胃もたれ、膨満感
食後に胃の圧迫感や重みを感じたり、消化機能の低下により食べ物が胃の中で長く停滞するため、
食後の胃もたれなどがあります。
○食欲不振
消化不良をおこすため、食欲不振になることがあります。
○便秘、下痢
消化、吸収がうまくいかず、腸の働きも低下します。
○疲れやすさ、倦怠感
慢性的な不快感がストレスになります。
○腰痛
胃下垂により身体のバランスが崩れて腰痛を感じるようになることがあります。
○下腹部のふくらみ
胃が骨盤の方まで垂れ下がることにより食後下腹部がぽっこりして、見た目に影響が出てしまいます。
○気分の落ち込みやストレス
胃腸と自律神経はとても関係しているため、消化不良などから精神面に影響が出ることもあります。
このような症状が全く出ない方もいます。
姿勢不良と胃下垂の関係
○猫背や前かがみ

このような姿勢を続けることで胃や腸などの内臓が前下方引っ張られ、胃を支える筋肉や靭帯が緩んでしまいます。
その結果胃が重力に負けて、下垂していってしまいます。
特に、猫背や長時間のスマホやデスクワーク、座る時に足を組む癖がある、身体が傾いている方、などは注意が必要です。
○骨盤の歪み
骨盤が歪むことにより、お腹を支える力だ弱くなります。
その結果、内臓を支えることが難しくなり、内臓を正常な位置に保つことが難しくなります。
胃下垂の予防法
○腹筋を鍛える

胃を支える筋肉が弱いと内臓が下がりやすくなるため、
腹式呼吸を使ってインナーマッスルを鍛えることやヨガ、ピラティスをおすすめします。
○姿勢を良くする
猫背や前かがみなどの姿勢を長時間とるのは避けましょう。
内臓を圧迫し、胃下垂を助長してしまいます。
○過度なダイエット
急激な体重減少は筋肉や脂肪の減少を招き、内臓を支える力が弱ってしまいます。
○ストレスを溜めない
ストレスは自律神経を乱し、胃腸の働きを低下させます。
まとめ
胃下垂は見た目だけでなく、消化機能にも影響を及ぼすことがあります。
普段、あまり姿勢を気にせず猫背や骨盤の歪みがある方は注意がをしましょう。
胃下垂は症状が全くでない方もいます。
そのため、胃下垂ではないと思っていても胃下垂になっている場合があります。
脂っこいものや胃の負担になる食べ物を減らし、
よく噛んで消化を助けてあげることを意識しましょう。
また、水分をたくさん摂ることで内臓を活発に働かせることができます。
骨盤の歪みや猫背などの姿勢のことでお悩みの方はぜひ前橋mirie鍼灸整骨院へご相談ください!
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