冷えとむくみは悪循環になりやすい?冷えとむくみの原因と予防法

夏なのに手足が冷える、夕方になるにつれて足がパンパンにむくむなどの
お悩みは男女問わずあるのではないでしょうか?
そんな冷えとむくみには密接な関係があります。
今回は冷えがむくみを生む仕組みや冷えとむくみの関係についてご紹介していきます。
冷えがむくみを生む仕組み
○血管収縮で血流が滞る
身体が冷えることで血管が収縮し、血流が低下します。
その結果、血流がスムーズではなくなり、
老廃物や水分が溜まりやすくなることからむくみが発生します。
○リンパの流れが滞る
リンパは身体の中の余分な水分を回収してくれる大切な通り道になります。
そのため、冷えによって筋肉が硬くなり、リンパの流れが鈍くなるとむくみやすくなります。
○ふくらはぎのポンプ機能低下
ふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれており、歩きたり、動いたりすることで血液を心臓に戻すポンプの役割があります。
そのため、冷えると筋肉が硬くなりポンプの働きが低下して、足の重だるさにつながることがあります。
○自律神経とホルモンバランスの影響
冷えは交感神経を優位にし、血管収縮や汗減少を誘導します。
また、身体が冷えると体内では水分保持のシグナルが出やすくなり、むくみを助長します。
冷えの主な原因

○血流の悪さ
長時間同じ姿勢でいることで血流が滞りやすくなり、手足の冷えにつながります。
デスクワークの方、立ち仕事の方などに多くみられます。
○筋肉量の不足
筋肉には熱を生み出す働きがあり、運動不足や加齢で筋肉量が低下すると体が温まりにくくなります。
○自律神経の乱れ
ストレスや生活リズムの乱れなどで自律神経働きが不安定になり、
血管の収縮と拡張がうまくいかず冷えにつながることがあります。
○生活環境
冷たい飲食のとりすぎやエアコンによる冷え、薄着なども大きな原因の一つになります。
むくみの主な原因

○血流やリンパの流れが滞る
長時間座りっぱなし、立ちっぱなしの生活、運動不足や筋肉の張りなどから循環が悪くなり、
余分な水分がたまりやすくなります。
○塩分過多
身体は塩分を取りすぎるとそれを薄めようと水分を溜め込みやすくなりむくみにつながります。
○水分不足
水分不足でむくむと聞いて驚く方もいると思います。
水分不足になると身体は水分を失わないようにと溜め込みやすくなります。
なので、むくむからといって水分を摂らないことは逆効果になってしまいます。
○ホルモンバランスの影響
生理前や妊娠中、更年期によってホルモンバランスが乱れるとむくみにつながることがあります。
冷えとむくみの予防法
○身体を温める
手首や足首を冷やさないようにし、入浴でしっかりと身体の芯から温めるように意識しましょう。
夏場はシャワーで済ませがちですが、38〜40℃くらいのお湯に10〜20分くらい浸かるのがおすすめです。
○適度な運動

長時間同じ姿勢になることがある方は適度に休憩をはさみ軽く身体を動かすように意識しましょう。
また、軽いウォーキングやストレッチなどして血流やリンパの流れが滞らないようにしましょう。
○水分と食事の工夫
水分不足もむくみにつながるため、こまめな水分補給を意識して塩分を取りすぎないようにを気をつけましょう。
○睡眠と姿勢
睡眠時に足を少し高くして寝ること身体を締め付けすぎない服装などがおすすめです。
○ストレスケア
ストレスなどから自律神経が乱れ、そこから冷えにつながりむくみにもつながることがあります。
なるべくストレスをためないように、深呼吸をし、リラックスして生活するようにしましょう。
まとめ
冷えとむくみは筋肉量の低下や自律神経の乱れなどが原因になることがあります。
そして、冷えとむくみは悪循環になりやすく、
冷え→血流やリンパが滞る→むくむ→筋肉がさらに動きにくくなり→さらに冷えやすくなるので
この悪循環を切らないと慢性的な冷えやむくみにつながってしまいます。
適度な運動を取り入れたり、最初は軽いストレッチから始めるのもおすすめです。
無理のない範囲でできることから始めていきましょう。
そして、冷えやむくみ、腰痛、首肩こり、身体のだるさなどでお困りの方はぜひ、前橋miraie鍼灸整骨院へご相談ください。

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