施術前後の飲酒はなぜ危険?
整体などで治療を受けた後はお酒を控えるように言われたことはありませんか?
それにはしっかりとした理由があります。
そこで今回は治療前後にお酒を飲まない方がいい理由や危険性などについてご紹介していきます。
治療前後の飲酒が危険な理由

お酒を飲むとアセトアルデヒドというアルコールから分解されて生じる有害物質が体内に発生し、
血中で増加して血管拡張が起こります。
そのうえマッサージをするとより血流が良くなりこの有害物質が急速に全身へと回ることになります。
アセトアルデヒドは心臓や消化器官などの交感神経を強く刺激するため、
脈拍数増加や動悸、筋肉の緊張、頭痛、吐き気などの症状を引き起こすことがあります。
悪酔いした時の症状に似ているともいわれます。
整体と飲酒の関係
○血流への影響
整体は筋肉を緩め血流を促進します。また、飲酒も血管を拡張させるため、
相乗効果で血流が一気に変化し、のぼせやだるさを感じることがあります。
○自律神経への影響
お酒にはリラックス効果もありますが飲みすぎると
自律神経を乱しやすくなることから整体の効果を打ち消してしまう可能性があります。
○判断力の低下

酔った状態では痛みや身体の変化を正しく感じにくく、施術効果の確認が難しくなります。
施術後の飲酒はなぜよくない?
○酔いがまわりやすくなる
施術後は血流が促進されているため、普段よりお酒が早く回り、少量でも酔いやすくなります。
○身体がだるくなる
施術後は身体が回復にエネルギーを使おうとしているタイミングなため、
そこにアルコールを入れると肝臓が余計に働こうとします。
そのため、疲労感が強く出てしまうことがあります。
○整体の効果が減ってしまう
お酒は飲みすぎると自律神経のバランスを乱しやすくするため、
せっかく整った身体がまたアンバランスになることがあります。
○体調不良のリスク
顔のほてり、動悸、めまい、強い眠気などの症状が整体と飲酒の相乗効果によって出やすくなります。
特に血圧が不安定の方は注意が必要です。
施術後に飲酒する理想のタイミング
○施術直後はNG
施術後は血流やリンパの流れが良くなり、身体が回復モードに切り替わっているため、
施術直後や数時間後に飲酒することを避けるのが安全です。
○半日以上あけてから飲む
施術で整った身体が落ち着くまでに数時間かかります。
そのため午前中に整体を受けた場合夜に少量飲むのは大丈夫です。
夕方や夜に整体を受けた場合は翌日以降に飲むのがおすすめです。
施術後、半日から1日あけてから飲む方が身体への負担は減ります。
○どうしても飲まないといけない場合
お付き合いなどでどうしても飲まないといけない場合には以下のように飲むことをおすすめします。
・お水をしっかり摂りながらお酒を飲む

・アルコールは少量にする
・刺激の強いお酒は避ける
・お酒だけでなく食事も一緒にきちんととる
などの工夫をしながら飲むようにしましょう。
まとめ
お酒はある程度の量でしたらリラックス効果もあり整体と組み合わせると
とてもリラックスできると思う方もいますが、そんなことはありません
。逆に整体でせっかく整った身体に負担をかけてしまう場合があります。
整体を受けて身体が整っている日ことお酒をお休みしませんか?
お酒ではなく水分補給と休養をしっかりとることをおすすめします。
自律神経が乱れやすいこの時期疲れを感じていたり身体に痛みなどを感じていませんか?
そのようなお悩みがある方はぜひ前橋miraie鍼灸整骨院へご相談ください。

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