首コリと自律神経の関係
自律神経を乱す原因として強いストレスや気温差、気圧の変化、
睡眠不足、運動不足などはよく耳にすることはあると思います。
ですが首こりが原因で自律神経が乱れることがあることをご存知ですか?
そこで今回はなぜ首こりが原因で自律神経が乱れるのか、
自律神経が乱れるとどんな影響があるのかなどご紹介していきます。
首コリと自律神経の関係

首コリと自律神経は関係が深く、悪循環を作りやすいポイントになります。
1.血流不足
首には脳に血流を送る動脈が通っており、首がこると血流が悪くなります。
その影響から自律神経の中枢へ酸素や栄養が十分に届きにくくなり、自律神経の乱れにつながります。
2.神経への刺激
首の筋肉の間を自律神経と関わる交感神経が通っています。
そのため、首の筋肉が緊張し硬くなることで神経が圧迫や刺激され、
交感神経が過剰に働き、リラックスしにくい状態になります。
3.姿勢の影響
長時間のスマホやパソコンにより前傾姿勢やストレートネックは首に大きな負担をかけます。
筋肉のこわばりが続くことで自律神経はストレス状態を維持してしまいます。
自律神経が乱れた時に出やすい症状
○身体の症状
・頭痛、耳鳴り
・首肩こり、背中の張り
・動悸、息切れ、めまい
・胃腸の不調
・手足の冷え、痺れ、ほてり
・朝の目覚めが悪い
・睡眠の質が悪い
・慢性的な疲労感、倦怠感

○心の症状
・イライラしやすい
・不安感、緊張感
・気分の落ち込み
・集中力低下
・やる気が出ない
○環境変化で出やすい症状
・季節の変わり目に体調を崩す
・気圧や天候の変化に弱い
・冷暖房の効いた部屋で自律神経が対応しきれず、体調不良になる
自律神経を乱す首コリの原因
○姿勢の悪さ
長時間の同じ姿勢や長時間のスマホ、パソコンの使用によって、首や肩の筋肉が常に緊張し、
コリが慢性化することで血流が悪くなり自律神経の働きに影響を及ぼします。
○眼精疲労

目と首の筋肉は連動しているため目の疲れが首コリに直結します。
○運動不足
運動不足から姿勢を支える筋肉が弱まり、首に負担が集中し、コリやすくなります。
○精神的ストレス
ストレスから交感神経が優位になり、首の緊張が続くことでさらに自律神経のバランスが乱れてしまいます。
○冷え
この時期は冷房を使用するため、首肩が冷え筋肉まで硬くなることで血流が悪くなり、
自律神経の乱れを助長させてしまいます。
○噛みしめ、歯ぎしり
無意識に歯を食いしばる癖から顎の筋肉から首の筋肉まで緊張してしまいコリを悪化させてしまいます。
首の治療は専門家に任せた方が良い理由

首の治療は専門家にお任せするのが1番です!
首は神経や血管、自律神経の中枢に近い繊細な部分になります。
1.重要な神経や血管が通っている
頸動脈や椎骨動脈が通っており、強い圧迫は脳梗塞やめまいのリスクがあります。
また、頸神経を強く圧迫してしまうと手の痺れや頭痛につながることがあるので注意が必要です。
2.自律神経に直結
首の交感神経節を強く圧迫してしまうと自律神経のバランスさらに乱れることがあります。
3.骨や関節の負担
ストレートネック、頸椎ヘルニアなどがある方は強いマッサージで悪化する危険があるため注意が必要です。
まとめ
頭痛やめまいなどが頻繁に起きている方は自律神経の乱れが原因だったり、
首肩こりからくるものだったりすることがあります。
首肩こりは治療してもまたすぐなるからと諦めていませんか?
諦めてしまっている方でも症状が悪化する前にぜひ前橋miraie鍼灸整骨院へご相談ください。
首はとてもデリケートな部分になるのでご自身でゴリゴリとほぐすのではなく、
しっかりとした知識のある専門家にお任せすることが大切です。
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