自律神経の乱れと肩こりの3つのメカニズム
肩こりの治療をしてもなかなか改善されない場合は自律神経の乱れが原因かもしれません。
肩こりが長く続く場合は自律神経の乱れを整えることも大切です。
そこで今回は、肩こりと自律神経の関係をお話ししていきたいと思います。
自律神経とは

自律神経とは自分の意思とは関係なく、
体の内側の働きを24時間自動的にコントロールしているものです。
自律神経は生命維持にとっても大切なものです。
○自律神経の主な役割
・心臓の動き
・呼吸
・血圧の調節
・体温維持
・消化、吸収
・発汗
などがあげられます。
自律神経と肩こりの3つのメカニズム
○筋肉が緊張する
ストレスや不安、睡眠不足などから自律神経が乱れ交感神経が優位になることで、
身体は戦闘モードに切り替わります。
そのため、筋肉が無意識に硬くなり緊張状態になります。
○老廃物がたまる
交感神経が優位になることで血管が収縮し、
血流が悪くなり筋肉に酸素や栄養が届きにくくなることから疲労物質が溜まり、肩こりにつながります。
○筋肉が酸欠状態になる

自律神経が乱れると呼吸が浅くなります。
十分な呼吸ができないことにより、筋肉が慢性的な酸欠状態になり首肩周りの筋肉が硬くなります。
首には呼吸補助筋が多いためとても影響を受けやすいです。
自律神経が乱れる原因
○精神的なストレス
職場や学校、家庭などでの人間関係のお悩みがある方や不安や緊張感、プレッシャー、過度な責任感によって
ストレスを感じている方交感神経が過剰に刺激されやすいです。
○肉体的ストレス

過労や長時間労働による疲労の蓄積や睡眠不足は自律神経にとても影響をします。
○生活習慣の乱れ
不規則な生活や食生活の偏り、運動不足はなどの生活リズムの崩れは
体内時計を狂わせてしまうため、全身の調節機能が崩れます。
○環境の変化
今の時期は天気や気圧が不安定なことから自律神経が乱れてしまいがちです。
4月に引っ越しや転職などで環境が変わった方もストレスを感じているのではないでしょうか?
○女性ホルモンの変化
月経、妊娠、出産、更年期から女性はホルモンバランスが乱れやすくなっています。
ホルモンバランスの乱れと自律神経は密接な関係があり、片方が崩れるほどで他方も崩れるとされています。
自律神経からくる肩こりを防ぐために
○深呼吸

深呼吸(腹式呼吸)を行い、リラックスしましょう。
リラックスすることで筋肉が緩み副交感神経が優位になります。
○首肩周りのストレッチ
長時間のスマホやパソコンを使用する際はこまめに休憩をとり、首肩のストレッチをおすすめします。
○湯船に浸かる
38〜40度くらいの湯船に10〜15分浸かることで血行が促進されることと
副交感神経が優位になりリラックスすることで緊張した筋肉が緩みやすくなります。
○睡眠の質を高める
睡眠は自律神経を整える上で最大の回復手段です。
就寝する1時間前はなるべくスマホやパソコンなどの画面を見ることを避けましょう。
また、毎日同じ時間で寝るのを意識するだけだ生活リズムも整うので自律神経ぎ整いやすくなります。
○冷え、カフェインに注意
身体が冷えてしまうことで筋肉が硬くなります肩こりを悪化させてしまうことがあります。
また、カフェインの摂りすぎによって、交感神経を刺激してしまうので気をつけるようにしましょう。
まとめ
ストレスや生活習慣の乱れなどは自律神経を乱れさせてしまい、お身体に様々な不調を引き起こします。
自律神経を乱さないために、朝起きたら日を浴びること、
呼吸・睡眠・食事を意識する、ストレスを溜め込まないなどのことを意識してみてください。
慢性的な肩こりや自律神経の乱れなどお身体に不著を感じている方は
ぜひ、前橋miraie鍼灸整骨院へご相談ください!
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