肩甲骨が硬いとデメリットがたくさんあります。
日頃から肩甲骨の硬さや動きを意識したことはありますか?
今回は肩甲骨が硬くなってしまうとどのような症状などが出てしまうのかご紹介します。
肩甲骨とは

背中の上部にある逆三角形の平らな骨です。
手のひら程度の大きさで、左右対称に位置しており、鎖骨や上腕骨とつながっています。
構造的に外からかかる力に弱くなっていますが、多くの筋肉に囲まれることにより、補強されています。
肩甲骨に付着する筋肉
肩甲骨には17種類の筋肉が付着しています。
僧帽筋・肩甲挙筋・大菱形筋・小菱形筋・前鋸筋・小胸筋・
三角筋・烏口腕筋・棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋・
大円筋・上腕二頭筋・上腕三頭筋・肩甲舌骨筋・広背筋
17種類の筋肉が連動して肩甲骨の動きを補助しています。
肩甲骨の動きが悪くなる原因
○猫背
背中が丸くなる(猫背になる)ことによって肩甲骨が外に開き、肩甲骨の動きが悪くなります。
○巻き肩
肩が巻く事で肩甲骨が外側に引っ張られ、それにより肩甲骨の動きが悪くなります。
○筋肉の硬さ

肩甲骨は、前鋸筋、脊柱起立筋、肩甲下筋の3つの筋肉により肩甲骨の動きの軸になります。
この筋肉たちの伸び縮みが悪くなると肩甲骨の滑り運動が悪くなり肩甲骨の動きをより阻害していしまいます。
○運動不足
○僧帽筋や肩甲挙筋の筋肉疲労
などがあげられます。
肩甲骨が動かないことによるデメリット
○首肩こり
肩甲骨周りの筋肉が硬くなると、血行不良や酸素不足が起こり、痛みやこりを感じやすくなります。
○猫背
肩甲骨が外側に開いたまま固まってしまうと、背筋が丸くなり、猫背になりやすくなります。
猫背になると、見た目が悪くなるだけでなく、呼吸が浅くなったり、
内臓の位置がズレたりするなどの問題が生じます。
○運動能力の低下
肩甲骨が動かないと、腕の可動域が狭くなり、スポーツや日常生活での動きが制限されます。
○その他
・頭痛
・めまい
・眼精疲労
・不眠
・イライラ
・集中力低下
などの症状が出やすくなります。
肩甲骨のストレッチ
肩甲骨を柔らかくするにはストレッチが大切になります。

1.椅子に座った状態で、背伸びをするイメージで両手を頭の上まで上げる。
2.ひじを曲げ、肩甲骨を背骨に近づけるようなイメージでひじを下ろす。
3.1~2を10回×2~3セット行う。
※肩甲骨を動かすようなイメージでやることと、
上記の画像のようにタオルを持つのもおすすめです。
デスクワーク中などにもできるのでお仕事の合間に取り入れてみてください。
まとめ
肩甲骨が硬くなることで背中や首肩など色々な部分に負担がかかる場合があります。
デスクワーク中や長時間のスマホ使用の合間などにストレッチすることを心がけましょう。
当院では全身矯正を行い指が入らなかった肩甲骨でも指が入るようにしっかりとほぐします。
患者様のお身体の状態を見てからその方にあった強さなどでほぐしていくのでご安心ください。
首肩こりや背中の痛み、肩甲骨の硬さなどを感じている方は前橋miraie鍼灸整骨院へご相談ください!
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