ヘルニアは日常生活に大きな影響を与えます。

ヘルニアは、痛みやしびれといった症状が日常生活に大きな影響を与える疾患です。
適切なケアを行うことで症状を和らげ、悪化を防ぐことができます。
ヘルニアの種類と症状
○腰椎椎間板ヘルニア症状
腰椎椎間板ヘルニアは、腰の骨と骨の間にある椎間板が飛び出し、神経を圧迫することで発症します。
・腰痛
慢性的な腰の痛みが続く。特に、座っている時や前かがみの姿勢で悪化することが多いです。
・下肢のしびれ
神経の圧迫によって、お尻や脚に痺れが出ることがあります。
・筋力低下
足の力が弱まり、歩行時に違和感やつまづきやすさを感じることがあります。
・排尿や排便の異常
重症化すると、排泄機能に影響を及ぼすケースもあります。
この場合は緊急処置が必要になるケースもあるため、すぐに医療機関を受診しましょう。
○頸椎ヘルニア症状
頸椎ヘルニアは、首の部分の椎間板が飛び出し、神経を圧迫して引き起こされます。
・首や肩の痛み
首を動かすと痛みが強くなる場合があります。
・腕や手のしびれ
肩から腕、指先までしびれが広がることがあります。
・感覚異常
手や指の感覚が鈍くなる、もしくは違和感を感じることがあります。
・握力低下
物をつかむ力が弱くなり、日常生活に支障をきたす場合があります。
ヘルニアが悪化する原因
○長時間の不良姿勢
長時間のデスクワークやスマホ操作で、前かがみや猫背の姿勢が続くと、椎間板に過度な圧力がかかり、
ヘルニアが進行する原因になります。
特に、首や腰に負担が集中する座り方は注意が必要です。
○無理な運動や重いものを持ち上げる
筋力不足の状態で重い物を持ち上げたり、無理な運動を行うと、椎間板がさらに飛び出しやすくなります。
急な負荷は特に危険です。
重い物を持ち上げる際は、いったんしゃがんで膝を曲げた状態から持ち上げるようにすることをおすすめします。
○ストレスや睡眠不足
ストレスや睡眠不足によって、筋肉の緊張が増し、血流が悪化します。
この状態が続くと、神経圧迫による痛みやしびれが増幅される可能性があります。
○適切な治療を受けていない
放置や自己流の対応で症状を悪化させるケースも少なくありません。
早期に専門家に相談することが重要です。
セルフケア
○姿勢改善
長時間同じ姿勢を続けないよう、1時間に1回は立ち上がって軽いストレッチを行いましょう。
○適度な運動を心がける
ウォーキングやヨガなど、体に負担の少ない運動を取り入れ、筋力を維持しましょう。
○身体を温める
入浴やホットパックで血流を良くし、痛みやしびれを緩和します。
○体重管理
体重増加による腰や首への負担を軽減するために、バランスの取れた食生活を心がけましょう。
ヘルニアの予防法
○筋力をつける
腹筋や背筋を鍛えることで、体幹が安定し、椎間板への負担が軽減されます。
特に、プランクや軽いスクワットがおすすめです。

○正しい座り方を意識する
座る際は、骨盤を立てて背筋を伸ばし、椅子の奥に深く座ることを意識してください。
また、足をしっかり床につけるようにしましょう。
○睡眠環境を整える
体に合ったマットレスや枕を選び、腰や首に負担をかけない寝姿勢を保つことが大切です。
枕では頭が沈みすぎないもの、マットレスも同様に体が沈みすぎないものを選びましょう。
○禁煙とストレス管理

喫煙は血流を悪化させ、椎間板の栄養状態を低下させる原因になります。
また、ストレスを軽減することで筋肉の緊張を和らげる効果もあります。
まとめ
ヘルニアは痛みや痺れが強く日常生活に大きく影響してきます。
しっかりと専門家に診断してもらい、しっかりとしたケアをすることで症状の緩和につながります。
放置する事で症状が悪化してののまうので適切なケアを行うようにしましょう。
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