X脚の予防と改善
「X脚が気になる」「X脚と言われるけどどうしたら良いかわからない」など
X脚についてお悩みの方がいるのではないでしょうか。
そもそもX脚とはどのような状態なのか。
X脚とは

X脚とは、両膝がぶつかり、内側のくるぶしが付かない状態をいいます。
真正面から見た時に「くの字」(内股)になってしまい、
アルファベットのXの文字に見えることから「X脚」と言われています。
X脚の原因
○骨盤が前に倒れている
骨盤が前に倒れて反り腰になると、股関節が不安定になります。
これを安定させようとするため、内また姿勢になりX脚に移行していきます。
○内股歩行が癖になっている
もともと、何からの原因で内またの歩行が癖になっている方もX脚になる傾向があります。
内またの歩行になる原因もさまざまなものがありますが、
骨盤や股関節の形状や、足の筋力低下などが考えられます。
○お尻の筋肉が弱い
お尻の筋力が弱い人も、X脚になる可能性があります。
お尻の筋力が弱ってしまうと太ももの内側の筋肉を使いやすくなるため、
内またでの動作になりやすくなります。
○股関節の歪み
骨盤の歪みがきっかけで、股関節が内側へねじれることも原因のひとつです。
X脚は膝が内側に偏った状態です。骨盤が傾き、股関節が内側にねじれることで引き起こされます。
股関節の歪みを放置するとX脚につながることがあります。
X脚のセルフチェック
確認する箇所としては太ももから足首にかけてです。
鏡の前で脚を揃えて気をつけの姿勢で立ってみましょう。
・チェック項目・
◻︎太ももに隙間がない
◻︎膝に隙間がない
◻︎ふくらはぎに隙間あり
◻︎足首の内側に隙間あり

逆にO脚の場合
◻︎太もも隙間あり
◻︎膝に隙間あり
◻︎ふくらはぎ隙間あり
◻︎足首の内側隙間なし
太ももと膝はくっついていて膝から下にすき間がある人はX脚、
太ももからふくらかぎまですき間があり足首の内側だけくっついている人はO脚の可能性が高いです。
X脚の改善と予防
〇歩き方を見直す
正しく歩くことで筋肉への負担を減らすことができます。
歩くときには以下のことに気をつけましょう。
・両脚に均等に体重をかけることを意識する
・背骨と首は一直線のイメージで背筋を伸ばす
・一本の線の上を歩くようにつま先を正面に向ける
・体重を少し前にかける
・足をつくときには足の裏全体で着地するようにする
・歩幅は肩幅と同じくらい
・踏み出すときには親指の付け根を最後に離す
脚に負担がかかりすぎないよう、歩くときは膝を伸ばし切るのではなく、少し緩めた状態で歩くのがおすすめです。
〇正しい姿勢を意識する
歩き方だけではなく、普段過ごす姿勢も重要です。正しい姿勢を意識することで、体の歪みの改善も期待できます。
座るときには、以下の点に気をつけるようにしましょう。
・椅子に深く腰掛ける
・お尻にある坐骨を椅子の付け根に当てるイメージで座る
・背もたれには軽くもたれかかる
・耳と肩、股関節が一直線になるようにする
この姿勢の方がつらいという人は、歪んだ姿勢に慣れている可能性が高いです。
歪みを緩和することで、姿勢を楽に維持することができます。
〇股関節外旋ストレッチ
X脚で内またを取りやすくなっている方は、脚の内側の筋肉が固くなりやすいです。
・カエルポーズストレッチ
うつぶせに寝た状態で平泳ぎのように片足ずつ横にスライドさせます。
〇筋トレ
・スクワット
スクワットは脚の筋肉をほぼすべて使う効率的なトレーニングです。
トレーニングだけではなく、綺麗なフォームで行うことで足腰の使い方を学ぶこともできるので積極的に行いましょう。
足を肩幅ほどに開いて、つま先をまっすぐにして立ちます。
少し遠いところにおいた椅子に腰かけるようなイメージでしゃがみます。
10~15回を3セットを目標に頑張ってみましょう。
まとめ
X脚を放置してしまうと見た目だけでなく膝の痛みや骨盤の歪みを悪化させてしまう可能性があります。
20〜30代くらいであれば痛みもあまりないとは思いますが
40〜50代をすぎてくると膝に痛みが出てくる可能性が高くなります。
痛みに悩む前にしっかりと骨格矯正などを行い少しでもX脚の改善することをおすすめします。
当院では骨盤矯正や、全身矯正を行なっております。
ポキポキ鳴らしながらの矯正ではないのでポキポキ鳴らしながらの矯正に抵抗がある方でも
安心して受けていただけると思います。

X脚やO脚その他にも骨盤の歪みや猫背など姿勢に関してお悩みの方は
ぜひ、前橋miraie鍼灸整骨院へご相談ください。
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