巻き肩を放置するとおこる5つのデメリット
スマホの普及にともなって増えているのが、巻き肩と呼ばれる不良姿勢です。
巻き肩になると見た目がよくないだけでなく、さまざまな心身の不調を招いてしまうこともあります。
巻き肩の原因としては寝方もあげられますが、
なぜ寝方によって巻き肩のリスクがあがるのかをご存知ですか?
巻き肩になる寝方
○横向きで寝る
巻き肩になりやすい寝方としては、いわゆる横向き寝があげられます。
なぜなら、横を向いて寝ていると、重力の影響で肩に負担がかかり、
肩の位置が前へスライドしやすくなるからです。
そのような姿勢を長く続けていると、筋肉が硬くなってしまい、巻き肩がクセになりやすくなります。
筋肉は使いすぎると硬くなるイメージがありますが、ずっと同じ姿勢をしていることでも硬くなります。
例えば、デスクワークや長時間のスマホの使用でずっと同じ姿勢を続けていると肩がこると思います。
それと同じで、たとえ就寝中に身体を休めているときであっても、
ずっと同じ姿勢をしているとコリが生じてしまいます。
巻き肩になやすい寝具

巻き肩の形成に影響を与えやすい寝具としては、枕と敷布団の2つがあげられます。
枕が高過ぎたり低過ぎたりすると、自由に寝がえりを打つことが難しくなり、同じ姿勢で寝る可能性が増します。
また、敷布団が柔らかすぎると、身体が深く沈みこんでしまい、寝がえりが打ちづらくなります。
その結果、筋肉がこり固まってしまい、巻き肩のリスクを増すこととなります。
巻き肩とは

前かがみの姿勢を続けることで肩が内側に丸まってしまう状態のことで、身体の横のラインも丸まってしまいます。
背中は関係がないので、背筋は伸びているのに肩だけ内側に入り込んでいる方も多いです。
最初は、巻き肩だけだったのにいつのまに背中も丸くなり、猫背になってしまう場合も多く見られます。
以下の項目に当てはまる方は巻き肩かもしれません。
・肩の位置が前方へスライドしている
・あごが前に突き出している
・両腕をあげた時に耳より後ろへ行かない
・猫背の傾向が見られる
巻き肩を放置すると5つのデメリット
巻き肩を放置するとお身体に与える影響。
- 肩こりや頭痛
- 目の疲れ
- 睡眠の質の低下
- 腰痛
- 自律神経の乱れ
巻き肩など身体の一部のバランスが崩れると、さまざまな悪影響を生じる可能性が増します。
巻き肩を改善するために日常生活で気をつけたいこと
巻き肩を改善するためには、次のようなことに気をつける必要があります。
- パソコンやスマホなどを見過ぎない
- 猫背にならないよう気をつける
- 適度に身体を動かし筋力維持に努める
- 寝返りが快適に打てる寝具を選ぶ
巻き肩は日常生活におけるクセが原因となって起こるため、日常生活の習慣を見直すことが重要です。
まず、パソコンやスマホを見過ぎないように意識しましょう。
仕事などで長時間スマホやパソコンを使用する際はこまめに休憩をはさむなどして、
縮こまった筋肉を伸ばしてあげるように意識しましょう!
また、朝起きた時疲れが残っていたりする場合は枕や寝具があっていない可能性があります。
ご自身にあった枕や寝具を探してみてください。
姿勢不良改善のストレッチ
ストレッチポールなどを使用することをおすすめしますがない場合は
バスタオルを丸めロール状にして使用してみてください。
○腰の下にポールを入れる
やり方は簡単で、寝る前にポールを横向きで腰の下に入れ、気持ちよくストレッチングするだけです。
※腰痛がある場合は痛みが治るまで避けましょう。
○両手を大きく開く

巻き肩になっている場合、小胸筋という筋肉が硬くなっている可能性が高いです。
小胸筋は身体の前面にあって、肩甲骨とつながっている唯一の筋肉です。
そのため、小胸筋がこり固まってしまうと、肩甲骨が前へスライドして、
巻き肩のリスクを高めてしまうのです。鎖骨の下を触ってみて硬いという方は、
ストレッチをしてほぐしてあげましょう。
ポールを縦に置きその上に仰向けになり両手をゆっくりと開くようにしてストレッチを行なってください。
まとめ
巻き肩は寝る姿勢が原因の場合もありますが、長時間のデスクワークやスマホの使用など
前かがみの姿勢が多い方になりやすくなります。
また、巻き肩の根本的な原因は筋肉の緊張や骨盤のゆがみなので、日常の生活習慣を見直すことも重要です。
自分ではどうしても巻き肩を改善できないという場合、前橋miraie鍼灸整骨院へご相談ください。
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