O脚の原因3つと予防策

O脚のデメリット
[外側の筋肉が張りやすくなる]
O脚の方は、足の重心が外側にあり小指側に重心をかけている状態です。
外側に重心がかかっていると、太ももやふくらはぎの外側の筋肉を使って体を動かしているため、
足の外側の筋肉が張りやすくなります。
また、筋肉が張るだけではなく、足の外側の筋肉を使っているため筋肉がつきやすいです。
O脚で足の太さが気になっている人は、足の外側に筋肉がついている可能性があるかもしれません。
[腰痛を患いやすくなる]
O脚の方は、腰痛を患いやすいです。骨盤が後ろの方へ傾いていることが、根本的な原因として考えられています。
歪みがあると体は無理にバランスをとろうとするため、骨盤周辺に負担がかかっている状態となります。
その結果、腰痛につながることがあるのです。
[血液やリンパの流れが悪くなる]

O脚の人は、血流やリンパの流れが低下していることから、むくみやすい人や下半身が太りやすい人が多いです。
O脚になると骨盤が後ろへ傾き、股関節が内側にねじれて内股になってしまいます。
股関節が内側にねじれると、血管やリンパ管が圧迫されてしまうのです。
その結果、正常なときよりも血液やリンパの流れが悪くなります。
リンパ管の流れが悪いと老廃物が溜まりやすくなるため、むくみにもつながります。
[身体が疲れやすい]
O脚の場合、重心が外側にありバランスが悪く、血流やリンパの流れも悪くなり、
血行不良になるため、体が疲れやすくなります。
外側に重心があると、足の外側の筋肉ばかり使っているため、足が疲れやすくなります。
血流やリンパの流れも低下しているため、疲労物質を送り出すことができず疲れやすくなります。
[変形性膝関節症のリスクが高い]
O脚は膝関節にも負担がかかっているため、今後「変形性膝関節症」を発症する可能性があります。
変形性膝関節症は、膝にある軟骨が少しずつすり減り、痛みなどを引き起こす疾患です。
O脚は外側に重心がありますが、体重が膝の内側にかかった状態が続くため、軟骨がすり減っていく可能性もあります。
今は症状がない場合でも、今後は症状が出る可能性があるため、早めの改善がおすすめです。
O脚の原因
[筋肉不足]
筋肉のなかでも太ももの内側にある内転筋が、O脚と深く関係があります。
内転筋は股関節を閉じるときに使われますが、筋力が弱まっていると椅子に座ったまま
両膝を閉じてキープするのがつらく感じます。
また、内転筋は太ももの外側の外転筋とともに骨盤を支える役割があり、
筋力の低下から骨盤が歪み、O脚の原因になります。
[姿勢不良]
長時間のデスクワークやスマホの使いすぎは、猫背など姿勢の悪化を招き、
体幹や膝関節まわりの筋肉も正しく使えなくなります。
また、横座り、足組み、背もたれによりかかる、といった座り方もO脚につながります。
[歩き方が正しくない]
ガニ股や内股の状態で歩いているなど、正しい歩き方ができていない人は、O脚になりやすいです。
ガニ股の状態で歩いていると膝が開きやすくなります。その歩き方が癖になると、O脚につながる可能性があるのです。
内股で歩いている人は、足の内側の筋肉が使われず外側の筋肉ばかり使われ、膝が外側に引っ張られる状態が続きます。
足の内側の筋肉が弱ってしまうと、膝が外側に引っ張られたときに膝をくっつけることができなくなってしまい、O脚につながるのです。
このように、正しい歩き方をしていないことが原因でO脚になっていることがあります。
O脚予防策
[歩き方]
O脚を治すには正しい歩き方を身につけましょう。
□背筋を伸ばす
□つま先を正面にむける
□足裏全体で着地する
□踏み出す足を1~2㎝ほど高くあげる
O脚になると、膝が自動的に外に向きがちになります。
このため、意識して、つま先を外に向けるようにしましょう。
また、足の指先、指の付け根、かかとの3点で着地すれば足裏全体で
着地の衝撃やねじれを吸収することができます。
[座り方]

O脚を治すには正しい座り方を身につけましょう。
□椅子に深く腰掛ける
□お尻を中央に寄せて座る
□かかとは床につける
□両膝をつける
骨盤を立てて座ることで、骨盤後傾を改善し、膝が内側を向きやすくなるようにします。
床に座る場合は、正座・あぐらで座ると、骨盤を立てたままキープすることができます。
まとめ
日常での姿勢の悪さがきっかけのO脚は自然に改善する事がむずかしいため、
日頃から歩き方や座り方には注意しましょう。
O脚によって膝が痛い方や脚をまっすぐ綺麗に戻したい方は姿勢矯正を行うことをおすすめします。
O脚が気になる方やご自身の姿勢が気になる方はぜひ、前橋miraie鍼灸整骨院へご相談ください!
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