実は、腸腰筋は腰痛に深く関係している!
腸腰筋とは?

腸腰筋は、股関節を動かすうえで重要な筋肉群で、大腰筋、小腰筋、腸骨筋の3つから構成されています。
これらは腰椎と骨盤をまたいでつながり、上半身と下半身を連動させる役割を果たします。
身体の深い場所に位置しており、歩行時の股関節の曲げ伸ばしや体幹の安定など、
重要な役割を担っているインナーマッスルです。
腸腰筋は腰痛にどんな影響を与える?
腸腰筋が硬くなると腰椎に負担がかかり、腰痛を引き起こします。
この状態は、特に長時間のデスクワークや運動不足で生じやすいです。
腸腰筋が衰えてしまうと…
腸腰筋が衰えると姿勢を維持する力が弱くなり、身体のバランスが崩れて姿勢が乱れます。
例えば、骨盤が後ろにかたむいて猫背になり、お尻が垂れて下腹がポッコリ出るような
姿勢になっている方は少なくないと思います。
腸腰筋の衰えは、姿勢の乱れを引き起こすだけでなく、腰痛になりやすい身体にもつながります。
さらに、歩行時に脚を持ち上げる筋肉でもあるため、自分では脚を上げたつもりでいても、
実際には上がっていないため、躓きやすくなり転倒の危険性が高まってしまいます。
腸腰筋が衰えて腰痛につながる理由
インナーマッスルである腸腰筋が凝り固まっていたり、衰えていたりすると、姿勢の保持機能が低下します。
その結果、腰の筋肉を使用して姿勢を保持することとなり、腰の筋肉も凝り固まることで
腰椎椎間関節への圧力が高まり、結果的には筋肉への負荷も増えることにつながり、腰痛を感じてしまいます。
このまま放置してしまうと太ももの前面に痛みやだるさが出てしまいます。
腸腰筋が衰える原因
○長時間の運転やデスクワークで座っている事が多い
腸腰筋を縮めたまま使い続けることになり、硬くなりやすい状態です。
腸腰筋を使わない猫背にもなりやすく、より衰えやすくなるといえます。
○股関節を曲げた状態で寝る
股関節を曲げると腸腰筋は縮まります。そのまま寝ると腸腰筋が縮まり続けることになり、硬くなってしまいます。
ただでさえ睡眠中は血行や体温の低下により筋肉が硬くなりやすい状態であるため、
このような睡眠方法をとる方は腸腰筋の衰えやすいため注意が必要です。
○過度なランニングや走るスポーツされる方
足を上げる動作が多いランニングなどのスポーツを過度に行うと腸腰筋が硬い状態になりやすく、
腰痛になりやすいと言われています。反対に適度であれば腸腰筋を鍛える効果が期待できます。
腸腰筋のセルフケア
○ストレッチ
ランジストレッチ

片膝を床につけ、もう片方の脚を前に出して股関節を伸ばします。
30秒を目安に左右行いましょう。痛い方は深呼吸をしながら行うのがおすすめです。
○姿勢の改善

座っているときに骨盤を立て、背筋を伸ばすように心がけましょう。
また、1時間に1回は立ち上がり軽く動くことをおすすめします。
○筋トレ
腸腰筋の柔軟性を保つだけでなく、周囲の筋肉を強化することで腰痛の予防効果が期待できます。
簡単な方法として、体幹トレーニングやスクワットが挙げられます。
まとめ
腰の痛みや重だるさを感じた際は日常生活でストレッチなどを取り入れてみてください!
そして、専門的な知識を持つ方に治療してもらうとさらに良くなると思います。
当院でも、痛い場所の根本的な原因を見つけその部分だけでなく痛い部位の根本的な場所からしっかりと治療を行います。
お身体にお悩みがある方はぜひ、前橋miraie鍼灸整骨院へご相談ください!
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