女性特有の腰痛!5つの原因と日常生活での改善ポイント
病院で検査を受けたとしても、腰痛の8割は原因不明といわれていますが、
妊娠・出産やハイヒールによる不良姿勢が原因となる、女性特有の腰痛が増加傾向にあります。
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女性が腰痛を感じやすい5つの原因
○筋力不足
腰の筋力が低下すると、腰椎への負担が大きくなり、腰痛を引き起こします。
また、運動不足により肥満傾向にあると、お腹が前に出ることで重心が傾き、腰痛を招くケースも。
適度な運動は腰痛の予防につながります。
自宅でできるストレッチやヨガなど、簡単にできることからやってみましょう。
※痛みがひどい場合は安静にし、医療機関を受診しましょう。
○妊娠、出産による身体の変化
妊娠中はお腹を支えるため、身体の重心が傾き腰痛を引き起こしやすくなります。
また、子宮が大きくなり体幹支持筋群が引っ張られ腰痛になるケースもあります。
○デスクワークによる腰への負担
長時間のデスクワークは、腰に大きな負担がかかります。
座り姿勢が長い時間続くことにより、筋肉が凝り固まり、疲労物質が溜まりやすくなることが原因です。
また、パソコンを見るときに猫背姿勢になったり、首が前に出てしまったりするため、
骨盤や背骨が歪み腰痛を引き起こすケースもあります。
○ハイヒールによる姿勢の悪化
ハイヒールを履くと、常につま先立ちしている状態のため、前に傾きがちな体を後ろに引き上げるよう筋肉が働きます。
その結果、背中や腰回りの筋肉が必要以上に疲労し、腰痛を引き起こしやすくなります。
○女性ホルモンの減少や婦人科疾患の可能性
女性ホルモンのエストロゲンが急激に減少すると、生理不順や更年期障害につながります。
ホルモンバランスは、自立神経の乱れにつながるため血流も悪くなりがちです。
その結果、頭痛やめまい、腰痛などの症状に現れることがあります。
また卵巣嚢腫や子宮内膜症、子宮筋腫など、婦人科系の病気が原因となり腰痛が出ることもあります。
※普段感じたことのないような腰痛の場合は医療機関を受診しましょう。
腰痛を改善する日常生活のポイント
○長時間の同じ姿勢を避ける
デスクワークや立ち仕事、車の運転など、長時間の同じ姿勢が続くと筋肉が緊張し、疲労物質が蓄積されます。
仕事でやむを得ず同じ姿勢が続く場合は、腰を前後左右に動かすなど、こまめなストレッチを行うことをおすすめします。
○身体を冷やさない
女性は男性と比べると、筋肉量の少なさや月経による血流の悪さから冷えやすい体になっています。
- 冷たい飲み物は避け、常温かホットを選ぶ
- 靴下は重ねばきする
- 湯船にしっかりと浸かる
- 朝食を食べる30分前に、ゆっくりと白湯を飲む
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○ローヒールやスニーカーを取り入れる
腰痛に悩んでいる方は、なるべくハイヒールを避け、ローヒールやスニーカーを選びましょう。
やむを得ずハイヒールを履く場合は、膝が曲がったり猫背になったりしないよう、美しい姿勢を意識してください。
○質の良い睡眠を取る
腰痛と睡眠は密接な関係にあります。朝起きたとき腰の痛みを感じる人は、布団や枕が合っていない可能性があります。
良質な睡眠をとり、しっかりと体を休めることで筋肉も疲労回復します。
その結果、腰痛緩和につながることも。高級なマットレスも寿命は10年程度といわれています。
腰痛でお悩みの方は、寝具を見直してみるのもひとつの方法です。
○お風呂上がりのストレッチ
腰痛を予防するには、筋肉の柔軟性を保つことが重要です。
特に、筋肉が解れやすいお風呂上がりにストレッチを行うと効果的。
ただし、患部に熱感を持っている場合や、痛みがひどいときの運動は避けましょう。
○脚をくまない
脚を組むのは、身体の重心が傾いていることによる不安定性を補おうとするためです。
しかし、足を組むと、骨盤や背骨の歪みにつながるため、腰痛を引き起こすリスクが高まります。
腰痛改善によるメリット
○ぽっこりお腹の解消
反り腰による腰痛でお悩みの場合、ぽっこりお腹になっている人は多いと思います。
反り腰の場合、骨盤が前方に傾いている状態のため、お腹が前に出てしまいます。
セルフストレッチや整骨院での骨盤矯正で歪みを矯正すれば、
反り腰による腰痛緩和に加え、ぽっこりお腹の改善にも期待できます。
○下半身太りの解消
腰痛を解消する過程で姿勢や身体の歪みが改善すると、下半身に無駄な負荷がかからなくなります。
その結果、筋肉の緊張がゆるみ、血液のめぐりがよくなるため、むくみにくい身体づくりにつながります。
○不良姿勢の改善
骨盤矯正や姿勢矯正が効果的な腰痛の場合、美しい姿勢を手に入れることができます。
骨盤や背骨が正しい位置に戻ることにより、体全体のバランスが良くなるためです。
まとめ
腰痛は、ほとんどの場合に原因不明とされますが、
女性特有の腰痛は骨盤や腰椎の歪みから来ていることも少なくありません。
妊娠前は腰痛がなかったのに妊娠、出産してから腰痛が出た方は骨盤の歪みが原因のことがあります。
産後は交通事故後と同じくらいのダメージを受けていると言われています。
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産後ではなくても腰痛が出たら慢性化する前に対処していきましょう。
産後の方や普段の姿勢が気になる方は前橋miraie鍼灸整骨院へご相談ください
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